トヨタの成瀬テストドライバーがニュル近郊で事故死

ドイツの新聞「ライン・ツァイトング」によると、6月23日、トヨタのテストドライバー成瀬弘氏がニュルブルクリンク近郊の公道でBMWのテストドライバーが乗った車両、BMW3と衝突し、死亡した。67歳になる成瀬氏は、未発売のLFAニュル・エディション(オープンモデル)を運転中の事故であった。

*ライン・ツァイトング紙

成瀬氏は1963年にトヨタ((当時はトヨタ自動車工業)の車両検査部に臨時工として入社。入社以来10年間、モータースポーツ活動に関わり、第7技術部でトヨタ7やトヨタ2000GTのの製作メンバーとなった。1990年代後半には、トヨタの評価ドライバー育成プロジェクトのトップガン制の中で最年長のマスタードライバー(トップガン)となった。60歳で定年退職後は、GAZOOレーシングやG’s(チューニングカー)プロジェクトの旗振り役となっていた。

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