【スズキ】インドは乗用車販売の6割がSUV 新型SUV「ビクトリス」はグローバル狙いのCセグ

スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディアは2025年9月3日、SUVの新型「ビクトリス」を発表した。この「ビクトリス」はマルチ・スズキのカルコダ工場で生産され、アリーナ販売チャンネルで扱う。

このビクトリスは、インド国内向けだけではなく、100以上の国と地域へ輸出するグローバルモデルと位置づけられている。

現在、インドの乗用車市場ではSUVの販売比率は約6割にのぼる。新型ビクトリスは、幅広いパワートレイン、存在感のあるデザイン、先進の安全装備・快適装備を備え、多様化するインド市場のニーズに応えるSUVだ。

新型ビクトリスは、全長4360mm、全幅1795mm、全高1655mmのCセグメントSUVだ。パワートレインは1.5Lガソリン+マイルドハイブリッド(6速AT、5速MT)、1.5LのCNG(5速MT)、1.5Lガソリン+ストロングハイブリッド(CVT)の3種類をラインアップしている。

マイルド、ストロングのハイブリッド仕様は、合弁会社TDS Lithium-Ion Battery Gujarat Private Limited(デンソー、東芝、スズキの合弁会社:TDSG)で生産するリチウムイオン電池を使用する。CNG仕様は、スズキとして初めて、CNGタンクをボディの下に配置するアンダーボディタンクレイアウトを採用し、広いラゲッジスペースを確保。

安全装備としては、衝突被害軽減ブレーキやレーンキープアシスト、ブラインドスポットモニター、全方位モニター用カメラ、タイヤ空気圧モニターなどを装備している。

快適装備として、足の動きを感知して自動で開閉できるハンズフリーパワーバックドアや電動で調整可能なパワーシートを採用。また、Apple CarPlay、Android Autoにも対応した10.1インチの純正インフォテインメントシステムや、ドルビー・アトモス5.1chサラウンドシステムに対応したInfinity製8スピーカーのプレミアムサウンドシステムを搭載している。

マルチスズキ 公式サイト

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