スズキは2021年4月22日、「スイフト」のESC制御プログラムで、アダプティブクルーズコントロール使用時のブレーキ制御プログラムに誤りがあるとしてリコールを届け出ました。
この不具合情報は市場からの1件の報告によるもので、ESC(横滑り防止装置)の制御プログラムの中で、アダプティブクルーズコントロール(ACC))使用時のブレーキ制御プログラムに誤りがあるため、先行車へ接近するなどの理由で減速が必要な際に、ESCによるブレーキ制御が働かず減速による車速調整ができないというものです。
そのため最悪の場合、先行車に衝突する恐れがあります。
対策は該当車両のユーザーにACC機能を使用しないよう通知するとともに、ESC制御のプ
ログラムを対策プログラムに書き換えることになります。
該当車両は2020年4月~2021年4月の間に生産されたスイフトで、合計5245台です。