2013年6月19日、スズキは、アルト・ラパンにバリエーションモデル、アルト・ラパン・ショコラを追加した。
ラパン・ショコラは「一目で好きになるラパン」をコンセプトにして、さらに女性ドライバーへ訴求することを狙ったモデル。デザインもフェミニンでかわいいにこだわり、ディスチャージヘッドランプ、ターンランプ、ポジションランプを絶妙に組み合わせた丸目ヘッドライトや愛嬌あるフェイスデザインを演出するグリルを採用。フロント、リヤのバンパーはシルバーとメッキのコンビネーションでアクセサリーのような仕上がりとした。
ボディカラーも新色のシャンパンピンクパールメタリック、ラパン・ショコラ専用のカシスピンクパールメタリックなど全8色を設定。ホワイト2トーンルーフ仕様（グレードX）と合わせて、カラーバリエーションは12種類にも及ぶ。
またインテリアもチョコレートのような深みあるブラウンを基調に、アイボリーと赤の3色でコーディネイト。「スイーツを連想させる」色使いで、こちらも女子力をアップしている。またソファを思わせる赤いパイピングを施したシート、ブラウン＆アイボリーで赤ステッチを入れた本革ステアリングホイールなど、ガーリーなインテリアが目を引く。
またラパン・ショコラはエクステリアやインテリアの見た目だけでなく、女性ドライバーが快適に、そして心地よく過ごすための機能や装備にも抜かりがない。フロントドアガラスには軽自動車として初となる、紫外線99％および赤外線をカットして直射日光のジリジリ感を抑えるUV+IRカットガラスを採用する。
全車種に停車時アイドリングストップシステムを搭載し、26km/L（2WD・CVT）という低燃費をマーク（全車種エコカー減税の免税対象車）。またエコドライブがさらに楽しくなる装備として、エコドライブ支援機能も充実している。メーター内のマルチインフォメーションディスプレイには、ウサギがアニメでエコ度を採点するエコスコアを採用。その他、アイドリングストップ時にはウサギが寝るアニメ?ションが表示されるなど、細かい部分でもキュートな演出がショコラらしい。なおこのディスプレイには、節約したガソリン量、アイドリングストップ時間も表示される。
このラパン・ショコラの追加に合わせて、アルト・ラパンの標準車にも一部改良が施された。G、XL、TLとグレード展開もシンプル化され、XL、TLの両グレードにはフロントドアにプレミアムUV＋IRカットガラスを採用。4WD・CVT車には停車時アイドリングストップシステムを搭載して、燃費を向上（25.2km/L）。これによりNAのCVT車はすべてがエコカー減税の免税対象となった。
アルト・ラパン・ショコラ＆ラパン価格表
