スズキは2022年6月20日、クロスカントリーSUVの軽4輪駆動車「ジムニー」、1.5Lエンジンを搭載する小型4輪駆動車「ジムニー シエラ」を一部仕様変更し、7月20日から発売すると発表した。
現行の4代目ジムニー/シエラは2018年7月に発売され、2021年9月の一部仕様変更を受け、今回は2回目の仕様変更で、3型となる。
今回の一部仕様変更では、5速MT車に停車時アイドリングストップシステムを追加。そのため、アイドリングストップのオン/オフ・スイッチを追加し、インパネスイッチのレイアウトを変更している。なお、この5速MT車のアイドリングストップは2WDで走行時、つまり舗装路走行、あるいは巡航状態中のみ作動する。
5速MT車は、アイドリングストップを追加したことで、ジムニーのWLTCモード燃費は16.2km/Lから16.6km/Lに向上している。従来からアイドリングストップ付きの4速AT車のWLTCモード燃費は14.3km/Lで変更はない。
また、ジムニー シエラ(5速MT)の燃費はWLTCモードは15.0km/Lから15.4km/Lに向上している。
「ジムニー」、「ジムニー シエラ」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」、「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。