スズキは2021年10月7日、ソリオ、スイフト、イグニス、クロスビー、三菱へのOEMモデル、デリカD:2の5車種にアイドリングストップのシステム不具合があるとしてリコールを届け出た。
この不具合は市場からの315件の報告によるもので、エンジン制御用ECUの制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップ後のISG(モーター機能付発電機)による再始動ができなかった場合に、通常のスタータモータでのエンジン再始動に切替える保護機能が働かず、自動でエンジンを再始動できない恐れがあるというもの。
対策は該当車両のエンジン用ECUの制御プログラムを対策プログラムに書き換えることになる。
該当車両は、2015年7月~2021年8月の間に生産されたソリオ、スイフト、イグニス、クロスビー、三菱へのOEMモデルのデリカD:2の5車種で、合計41万3891台。