スズキは2021年4月8日「ソリオ」、「イグニス」、「クロスビー」など合計4車種の樹脂製燃料タンクに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合の情報は市場からの2件の報告によるもので、樹脂製燃料タンクの製造工程が不適切なため、ブリーザーパイプが燃料タンクに適切に溶着されていないものがある、というものです。
そのため、使用過程における車両の振動などにより溶着部が剥がれ、燃料を満タンに給油すると溶着部から燃料が漏れる恐れがあります。
対策は、該当車両の燃料タンクを点検し、ブリーザパイプの溶着が不適切な場合は燃料タンクを良品に交換することになります。
該当車両は2020年7月~11月に生産された「ソリオ」、「イグニス」、「クロスビー」、OEMモデルの「デリカD:2」の2WD車・4車種で、合計7802台です。また、これら車両以外に補修部品として出荷された燃料タンク9個が該当します。