スズキは2020年11月19日、軽自動車「ハスラー」のバックドアのバランサーに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は市場からの551件の報告によるもので、バックドアのバランサーが、製造時の内部洗浄工程での乾燥温度が不適切であったため、バランサー内部に洗浄水が残っているものがあるというものです。
そのため、時間の経過によりバランサー内部が錆びて、封入しているガスが徐々に漏れ、最悪の場合はバックドアを保持できなくなる恐れがあります。
対策は、バックドア用バランサーを良品に交換することになります。
該当車両は2014年7月から2017年10月までに生産された、ハスラーとOEMモデルのフレア・クロスオーバーの2車種で、合計31万1843台です。