スズキ パキスタンで新型エブリイを発表 国内軽規格仕様でアルトに次ぐ2車種目

スズキのパキスタンの子会社「パックスズキモーター」は2024年10月12日、新型「エブリイ」を発表した。11月上旬から販売が開始される。

パキスタンで発表された新型「エブリイ」は、仕事でもファミリーカーとしても活躍するワンボックスタイプのコンパクトバン「ボラン」の後継となる新型バンだ。

パキスタン仕様のエブリイは、日本で販売している軽商用車「エブリイ」と同じボディサイズで、エンジンは660ccの排気量を採用。日常の使い勝手の良さや広い室内空間、高い積載能力はそのままに、配達などの業務のほか、レジャーや日々の通勤通学にも使用できるマルチユースなコンパクトバンとして提供される。

パックスズキが、現在の日本の軽自動車と同じボディサイズ、エンジン排気量を採用したモデルを生産、販売するのは、2019年6月に販売を開始して好評の「アルト」に続いて2車種目となる。

パックスズキは、1982年の生産開始以来、日本の軽自動車をベースとしたモデルを中心に、信頼性が高く低価格のコンパクトカーを提供しており、パックスズキの2023年度のパキスタン国内販売台数は4万2986台、シェアは45%を占めている。

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