スズキは2016年12月8日、軽乗用車の「ハスラー」と「アルト ラパン」、小型乗用車の「ソリオ バンディット」の計3車種に特別仕様車「Fリミテッド」を設定し発売した。
「ハスラー Fリミテッド」は、ミドルグレードのGをベースに、装備類を充実させた特別仕様車。外観はアクティブで引き締まった印象としているのが特徴で、ガンメタリック塗装の前後バンパーガーニッシュやフロントのアルファベットエンブレム、ブラックメタリック塗装のスチールホイールなどが装着される。
またディスチャージヘッドランプ、ステアリングオーディオスイッチ、リモート格納できる電動格納式リモコンドアミラーなどの機能装備も標準で付き、シートには専用色のファブリック表皮やパイピングが採用されているのもFリミテッドの特徴だ。フロントドアにはプレミアムUV&IRカットガラスも装着される。
「アルト ラパン」は、丸みのあるボックスフォルムで、とくに女性ユーザーに人気の高い車種だが、今回発売になった「Fリミテッド」では、トップグレードの「X」をベースに、そのオシャレさにさらに磨きをかけた内外装が与えられている。
まず目を惹くのは、上下にメッキ部分を配し、中央部をボディ同色の格子状デザインとした専用フロントグリル。ポップな印象の標準車に対し、落ち着きのある高級感を出している。車体色は5色から選ぶことができるが、ノクターンブルーパールと呼ばれる青系のカラーは、標準車にはない新色としてこのモデルにのみ用意された。
内装はブラウン基調のシート表皮・ドアトリム表皮、パール調塗装を施したインパネガーニッシュを採用。トーンを落としたシートまわりによって、室内も標準車に対してややシックな印象とされている。
今回の「Fリミテッド」の追加設定では「ソリオ バンディット HYBRID MV」をベースにしたモデルも用意された。そもそもバンディットは、ソリオに迫力のあるアグレッシブな雰囲気のエクステリアを与えたモデルだが、特別仕様車としてメッキドアハンドルを装着したり、精悍さを際立たせるボディカラー設定とすることで、力強い品質感を強調している。
室内についても、ラックススエード&レザー調シート、スエード調ドアトリムクロスを採用することで、標準モデルとは一味違ったムードを演出。そしてさらに特徴的なのはインパネやドアトリムのガーニッシュにブロンズメタリックの加飾を施したことで、より一層質感を高めている。
装備についても特別仕様車らしい内容とされていて、ベースモデルでは後席左側だけのワンアクションパワースライドドアを後席右側にも装備。さらに助手席シートヒーターを2WD車にも装着し、デュアルカメラブレーキサポート非装着者にもクルーズコントロールを装備した。
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