スズキは2017年11月29日、2017年10月の四輪車生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
生産に関しては、2017年に入ってから連続して前年同月比を上回り続けている。まず国内生産は85,754台で前年同月比137.9%。1月からの累計も821,935台となり、前年同期比124.2%という好調ぶりだ。
海外生産も10月実績が193,727台で、前年同月比は104.3%。これはインド、パキスタン、インドネシア等で増加したことにより、10月としては過去最高の数字となった。
世界生産の279,481台も、前年同月比は112.7%と右肩上がりで、やはり10月として過去最高を記録している。
国内販売についても、割合は小さいながらも増加傾向が続いている。軽四輪車の10月の販売実績は、ワゴンR、スペーシア等が増加したことにより41,405台。前年同月比は11カ月連続増の101.1%となった。
ソリオ、スイフト等が好調の登録車も、10月としては過去最高の7,668台を販売。前年同月比は2カ月連続増の105.1%となっている。また合計の49,073台も、前年同月比は101.7%で、12カ月連続での増加となった。
輸出は欧州、中南米向け等が増加し、10月実績は20,010台。前年同月比は2倍を超える222.6%を記録し、2カ月ぶりに増加へと転じている。1〜10月の累計でも、166,850台は前年同期比で181.2%となった。