スズキ 2017年9月 四輪車生産・国内販売・輸出実績(速報)

スズキは2017年10月30日、2017年9月の四輪車生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。

国内生産は国内向け、輸出向けが共に増加したことで84,992台。これは前年同月比が124.5%という高い増加率となり、推移としてみても9カ月連続での増加となった。1〜9月の累計で見ても、736,181台は前年同期比122.8%となっている。

海外生産についても、インド、パキスタン等が増加し、9月としては過去最高となる203,124台を生産。前年同月比は100.4%で、これも9カ月連続での増加となった。

もちろん国内、海外を合わせた世界生産288,116台も、前年同月比では9カ月連続増。こちらも9月としては過去最高を記録することになり、好調の波が衰える気配を見せない。

2017年度としての累計では、最近2期で国内生産が減少となっていた。しかし9月を数字を加えることで4〜9月の累計が465,679台となり、これは前年同期比で114.8%。3期ぶりに増加となった。

これに6期連続増の2017年度累計海外生産1,151,321台を加えた、1,617,000台の2017年度世界生産累計は、前年同期比110.0%。こちらも3期ぶりの増加に転じた。

国内販売は、軽四輪車の9月実績が50,777台となっている。これは前年同月比で105.9%となり、10カ月連続の増加となった。ワゴンRやスページア等の増加が、数字として現れた結果となっている。

また登録車も好調で、スイフト、SX4 Sクロス等が増加したおかげで、9月としては過去最高となる9,973台を記録。前年同月比は101.3%で、4カ月ぶりの増加となった。

国内販売の合計60,750台は、前年同月比105.1%で、11カ月連続で増加している。1〜9月累計も518,351台となり、これは前年同期比107.8%となる。

2017年度上半期の4〜9月累計では、軽四輪車が266,070台を販売して、前年同期比は108.4%と3期ぶりの増加。登録車の53,981台も前年同期比101.6%で、こちらは2期連続での増加となっている。スイフト、ソリオ等の増加によって、過去最高を記録した形となった。

輸出に関しては、9月実績が14,605台。前年同月比は82.0%にとどまっていて、欧州、中南米向け等が減少したことによる11カ月ぶりの減少となった。

ただ4〜9月の累計では、欧州、中近東向け等が増加したことによって、前年同期比174.2%となる99,997台を輸出。7期ぶりの増加となっている。

スズキ 2017年9月 四輪車生産・国内販売・輸出実績

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