スズキ 2017年8月 四輪車生産・国内販売・輸出実績(速報)

スズキは2017年9月28日、2017年8月の四輪車生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。

生産台数は国内生産が70,399台、海外生産が193,981台、合計した世界生産が264,380台となっていて、これらはすべて前年同月比では110%を超える数値。前年同月比推移についても、いずれも8ヵ月連続増という、非常に好調な実績を上げている。

また海外生産と世界生産については、8月としては過去最高となった。これはインド、パキスタン等での海外生産の増加が主な原因となっている。

国内生産も国内向け、輸出向けがともに増加していて、1〜8月累計の651,189台は前年同期比で122.5%。2割以上の増加というのは、勢いの強さを感じさせる数値だ。

国内販売に関しては、全体では44,154台を販売した。前年同月比は105.8%と順調に台数を伸ばしていることが伺え、10ヵ月連続での増加推移となっている。1〜8月累計でも、457,601台という数字は前年同期比108.2%にあたる。

内訳に目を向けると、軽四輪車が37,044台。ワゴンR、スペーシア等が増加したことによるこの台数は、前年同月比が107.0%。しかも9ヵ月連続増を記録しているのに対して、登録車は7,110台で、前年同期比は3ヶ月連続で100%を割り込んでいる。イグニス等の減少がその理由のようだ。もっとも減少幅自体は大きなものではない。

輸出は8月実績が19,546台。前年同月比はじつに300.3%に達し、しかも推移としては増加が10ヶ月連続で続いている。欧州、中南米向けの輸出が増加していることをうけての好実績となった。

スズキ 2017年8月 四輪車生産・国内販売・輸出実績(速報)

ページのトップに戻る