【東京モーターショー2017】スズキ EVのSUV「e-SURVIVOR」、AセグメントSUVの「XBEE」を出展

2017年9月22日、スズキは10月27日〜11月5日まで、東京ビッグサイトで開催される第45回東京モーターショー2017で、近未来の電気駆動のコンパクト「e-サバイバー」、AセグメントのクロスオーバーSUV「クロスビー」などを出展すると発表した。

今回の東京モーターショーでのスズキのテーマは「“ワクワク”を、誰でも、どこへでも」で、2020年に創立100周年を迎えるスズキが、さらに次の100年に向けた製品開発や技術開発に対する取り組む姿勢をアピールする。出展車は参考出展社が合計10台、市販モデルが合計10台。出展エリアは東7ホール。

スズキ e-SURVIVOR(e-サバイバー)

■e-SURVIVOR(e-サバイバー)

コンセプトカーとして登場するのは、スズキが次の100年に向けて提案する未来のコンパクトSUV「e-SURVIVOR(イー・サバイバー)」だ。名称の通り電気自動車のコンパクトSUVで、2030年を想定したコンセプトカーとされている。

スズキ e-SURVIVOR(e-サバイバー)リアビュー

ラダーフレームと軽量・コンパクトボディ、スズキのSUVの走破性はそのままに、電動化のもたらす新たな4WDの走りの可能性を提案するモデルだ。

スズキ e-SURVIVOR(e-サバイバー)インテリア

前後アクスルにデュアルモーターを搭載することで、4輪を単独で駆動ができ、自在にに制御することで、さまざまな走行が可能になる。例えば左右輪を逆回転することで戦車のような車体中心を軸にした旋回運動もできる。

デザインはスズキにこれまでのSUVのデザイン・アイコンを使用し、新世代のSUVらしさを生み出している。またインテリアは、インスツルメントパネル全体がディスプレイで、フロント・ウインドウにも多彩な情報がヘッドアップ・ディスプレイとして表示できるようになっている。

ボディサイズは、全長3460mm、全幅1645mm、全高1665mm、ホイールベース2300mm、定員2名と発表されている。

■XBEE(クロスビー)

クロスビーは、Aセグメントでありながら広い室内のワゴンボディとSUVを融合させたジャンルの小型クロスオーバーワゴンだ。都会でお洒落に、レジャーでアクティブに、といろいろなライフスタイルに似合う小型クロスオーバーワゴンの提案。

スズキ XBEE(クロスビー)

クラスを超えた広い室内を持つワゴンパッケージと、ラフロードに対するSUVの走破性や機能性を両立させ、それらをSUVらしい力強さと逞しさ、一目見たら忘れられない個性的なデザインとしている。

トラクションコントロールは、スノー、スポーツ・モードを持ち、さらにヒルディセントコントロール、グリップコントロールのモードを備えている。

搭載エンジンは1.0Lの直噴ターボ「ブースタージェット」エンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせている。また今回の東京モーターショーからドライバー支援システムは「スズキ・セーフティ・サポート」と名付けられるデュアルセンサー・ブレーキサポート、後退時ブレーキサポート、3Dビュー機能付き全方位モニターを装備する。

スズキ XBEE(クロスビー)

クロスビーのボディサイズは、全長3760mm、全幅1670mm、全高1705mm、ホイールベース2435mm。駆動方式はFFと4WDを設定している。

スズキ XBEE(クロスビー)インテリア

クロスビーは、デザインの完成度、スペックから考えて、近日中に発売される可能性が高いモデルだ。またこのクロスビーをベースにしたバリエーションも出展される。

「クロスビー ストリート アドベンチャー」は、都会での使用シーンにフィットする魅力を高めたコンセプトモデルだ。個性的でお洒落なファッションで都会をアクティブに活動するシーンをイメージしているという。

スズキ XBEE(クロスビー)ストリート アドベンチャー

こちらの「クロスビー アウトドア アドベンチャー」はアウトドアの楽しさを広げ、自然に溶けこむ、上質なアウトドアモデルを狙ったコンセプトモデル。大人が楽しむキャンプシーンをイメージし、上質で落ち着いた雰囲気で自然に溶けみ、アウトドア・ライフの楽しさを表現している。

スズキ XBEE(クロスビー)アウトドア アドベンチャー

■スペーシア コンセプト

「わくわく」「楽しさ」を詰め込んだ新スタイルの軽自動車ハイトワゴンで、エクステリア、インテリアともにスーツケースをイメージしたデザインを採用。もちろん、リヤは両側スライドドアを採用している。

スズキ スペーシア コンセプト

パワートレーンは、マイルドハイブリッドを採用している。また、全高は1800mmと、現行のスペーシアより60mm高くなっている点も注目したい。

■スペーシア カスタム コンセプト

迫力と存在感のあるカスタム・スタイルの頂点を目指した軽自動車ハイトワゴンだ。ボリュームのある大型フロントメッキグリルで、圧倒的な迫力と存在感のあるデザインを提案。スペーシア コンセプトと同様の使い勝手の良さに加え、ラグジュアリー、ゴージャスなイメージを付加している。

スズキ スペーシア カスタム コンセプト

これらスペーシア コンセプト、スペーシア カスタム コンセプトともに次期型のスペーシアと考えて良いだろう。

■キャリイ軽トラ市コンセプト

軽トラックのキャリイをベースに、キャビンを広くし、使い勝手を向上させた新しい軽トラックのコンセプトモデルで、軽トラ市に出店することを想定している。このコンセプトモデルは女性が経営するスムージー屋を想定している。

スズキ キャリイ 軽トラ市コンセプト

コンセプトは仕事専用車ではなく、毎日の移動やレジャーに幅広く使えるクルマとされ、さらに使い勝手を向上させるアイテムを盛り込んでいる。例えば助手席のシートバックを前方に倒すとフラットなテーブルになるなどのアイデアが採用されている。

スズキ キャリイ 軽トラ市コンセプト

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