スズキは2017年5月30日、2017年4月の四輪車生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
国内生産は、国内、輸出向けがともに増加。8万1064台は前年同月比117.6%で、これは4カ月連続での増加となった。1〜4月の累計でも35万1566台は前年同期比133.7%。順調に台数を伸ばしていることを示す数値となった。
海外生産の18万1980台も、やはり4カ月連続増加となる前年同月比100.3%。伸びの原因はインドでの生産の増加で、4月としては過去最高を記録している。1〜4月の累計で見ても、77万3526台は前年同期比107.3%と堅調だ。
国内、海外両方の好調によって、当然のように世界生産も増加となっている。26万3044台は4月としては過去最高。前年同月比の105.0%も4カ月連続での増加となっている。
国内販売の4月実績についても、相変わらず好調に推移している。軽四輪車は4万2244台で前年同月比106.1%。新型ワゴンR、スペーシアの販売増により、5カ月連続での前年同月比が増となった。
登録車は9,079台で前年同月は108.0%。こちらは軽四輪車に較べれば絶対台数こそ少ないながらも、新型スイフト、ソリオ等の販売増によって、20カ月連続で前年同月比増となっている。4月としても過去最高だった。
国内販売合計ももちろん増加していて、5万1323台は前年同月比では106.4%。6カ月連続の増加だ。1〜4月累計でも108.3%の24万9623台となっている。
輸出に関しては、4月も欧州向けの増加が目立っている。2万015台は前年同月比200%を大きく超える、212.7%を記録した。