スズキ 2017年3月及び 2016年度 四輪車生産・国内販売・輸出実績(速報)

スズキは2017年4月27日、2017年3月及び2016年度の四輪車生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。

■国内・海外生産

まず2017年3月の国内生産については、国内、輸出向けがともに増加。9万7725台で前年同月比が145.2%となり、3ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

さらに海外生産は、インド、パキスタン、タイ等が増加したことにより、20万323台で前年同月比102.7%。3月としては過去最高の数字を記録した。世界生産も同様に増加となっている。

また2016年4月~2017年3月の2016年度実績では、国内生産が87万3746台で前年比は101.5%。輸出向けの増加が台数を押し上げる結果となった。

海外生産も220万1511台で前年比105.3%と増加している。これはインド、ハンガリー等での生産増加によるもので、過去最高の台数となっている。これらに伴い、前年比104.2%と増加した世界生産も、300万台を超える307万5257台は過去最高の数字となった。

スズキ 2017年3月及び 2016年度 生産

■国内販売実績

国内販売の3月実績も、全般的に増加傾向にある。軽四輪車はスペーシアや新型ワゴンR等の販売増によって、前年同月比109.4%の7万1215台を販売した。

登録車も新型スイフト、ソリオ等の販売増で、前年同月比109.7%の1万3551台。これは19ヶ月連続の前年同月比増となり、単月としては過去最高の数字だ。

2016年度実績では、軽乗用車の販売台数がやや減少していて、53万2142台は前年比96.9%。しかしその一方で、登録車はイグニスの投入やソリオ等の販売増によって10万6729台と10万台を超え、過去最高となった。これにより合計台数も前年比が101.4%となり、2年ぶりの増加となった。

スズキ 2017年3月及び 2016年度 四輪車生産・国内販売(速報)

■輸出実績

輸出に関しては、欧州向けが増加していることから、3月実績でも2016年度実績でも前年度を大きく上回る台数となっている。また2016年度の海外販売については、今回の発表時点では速報に基づく見込み台数ではあるが、227万9222台という数字は前年比102.2%にあたり、世界販売台数とともに過去最高を更新する見込みだ。

スズキ 2017年3月及び 2016年度 四輪車輸出(速報)

スズキ 2017年3月及び 2016年度 四輪車世界販売(速報)

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