スズキ 2016年10月四輪車生産・国内販売・輸出実績の速報を発表

スズキは2016年11月25日、2016年10月の四輪車生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。

生産の10月実績は国内が6万2,206台、海外が18万5,821台で、ともに前年同月比で減産となった。とくに国内は20カ月連続での減算が続いているが、これは国内生産を海外へ移行しているためだ。

それに伴い海外生産はインド、タイなどが増加しているのだが、中国、インドネシア等については減少。結果、差し引きでは3カ月ぶりの微減となっている。世界生産も前年同月比95.1%と、これも3カ月ぶりの減少となった。

国内販売は10月の合計が4万8,257台で、これは前年同月比94.8%で2カ月連続の減少となっている。軽四輪車の販売が下降傾向となっているのが減少の理由で、ワゴンRが現行型投入から4年以上が経過していることと、ハスラーの需要がひと段落したこと等から、22カ月連続の減少となった。

一方登録車は発売以来好評を得ているイグニスやバレーノ等の販売が伸びていて、7,294台は前年同月比109.3%で14カ月連続増となっているだけでなく、10月としては過去最高を記録している。1〜10月の累計で見ても、8万8,257台と前年同期比138.2%という好数値だ。

ただし合計で見ると、絶対数の大きい軽自動車の販売数減少が影響し、2カ月連続減少の94.8%となった。

輸出に関しては、10月の実績は欧州向け等が増加したが、中南米、アフリカ向け等が減少。8,991台は前年同月比82.3%で、2カ月ぶりの減少となった。

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