スズキは2024年11月18日、インドのTata Elxsi(タタ・エレクシー)社がインドに「SUZUKI-TATA ELXSI Offshore Development Center」をマハラシュトラ州プネにある施設内に設置したと発表した。
スズキは、エネルギー極少化の実現に向けて技術開発を行なっており、今後「SUZUKI-TATA ELXSI Offshore Development Center」に設計業務の一部を委託することで、開発のさらなる加速、効率化を図るとしている。
タタ・エレクシーは、巨大コングロマリットのタタ・グループに属し、自動車産業、メディア、通信、ヘルスケア、運輸などの業界向けの設計および技術サービスを提供する世界有数のIT企業だ。
11月18日にプネで開所式が行なわれ、タタ・エレクシーのマノージュ・ラーガワンCEOとスズキの加藤勝弘 取締役専務役員 技術統括が出席した。
加藤専務は、「タタ・エレクシーは、スズキのエネルギー極少化に向けた取組みにおいて、必要な電子技術やシミュレーションの経験と実績が豊富であり、今後インドの優秀な人財がグローバルの開発で活躍することを期待します」と語った。