スズキ コンパクトセダンの「ディザイア」4代目がインドでデビュー

スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社は2024年11月11日、コンパクトセダンの新型「ディザイア」をインド国内で発売した。

「ディザイア」は、2008年3月に販売を開始して以来、これまでにインド国内で累計270万台以上の販売を記録している主力モデルのひとつである。初代モデルは2代目スイフトをベースにし、「スイフト ディザイア」として発売。2代目は3代目スイフトをベースとして2012年に発売。

2017年にデビューした3代目からは車名がスイフトの名称が消えて「ディザイア」となっている。プラットフォームは最新のHEARTECTを採用。またこの3代目から中近東、アフリカ、中南米市場へ輸出されるグローバル・モデルとなっている。

4代目となる新型「ディザイア」は「先進的でスタイリッシュなコンパクトセダン」を商品コンセプトに、歴代ディザイアの強みであるセダンらしいフォーマルなデザイン、高い経済性をさらに熟成し、伝統的なデザインを求める従来のセダンユーザーだけでなく、先進技術やスタイリングに関心が高い、若いエントリーユーザーにも選ばれる商品として開発されている。

セダンらしい伸びやかで美しく流れるようなシルエットと、先進的な印象を与える精密なディテールのヘッドランプを調和させ、コンパクトながらクラスを超えた車格に見えるエクステリアに一新。

ボディサイズは、全長3995mm、全幅1735mm、全高1525mm、ホイールベース2450m。最小回転半径は4.8m。搭載されるエンジンは1.2LのZ12E型3気筒ガソリンエンジンで、CNG仕様もラインアップ。ガソリン仕様での出力は82ps/112Nm。トランスミッションは5速MT、5速AGSをラインアップ。

また、環境性能に優れた新型Z12Eエンジンを採用し、全グレードに6エアバッグ、ESP(車両走行安定補助システム)、ヒルホールドコントロールなどを標準装備し、経済性と安全性能を進化させている。

新型「ディザイア」は、インド国内での販売開始に続いて、インド周辺国、中近東、アフリカ、中南米、アセアン市場への輸出する予定になっている。

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