スズキは増収増益で売上高・各利益は過去最高を記録、2019年3月期第1四半期決算を発表

スズキは2018年8月2日、2019年3月期第1四半期(2018年4月〜6月)の決算を発表した。

1.第1四半期決算の業績概況

2019年3月期第1四半期の連結売上高は9,875億円と前年同期に比べ1,182億円(13.6%)増加した。国内売上高は四輪車販売の増加等により2,963億円と前年同期に比べ294億円(11.0%)増加している。
海外売上高はインドでの四輪車や二輪車の販売増等により6,912億円と前年同期に比べ888億円(14.7%)増加した。
連結利益の面では、営業利益はアジア、日本、欧州での損益改善等により1,165億円と前年同期に比べ314億円(36.9%)増加、経常利益は1,331億円と前年同期に比べ336億円(33.8%)増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は859億円と前年同期に比べ205億円(31.3%)増加した。

2.各セグメントの状況

四輪事業については、国内売上高は昨年度に投入した「スペーシア」「クロスビー」の販売貢献等により前年同期を上回った。
海外売上高はインドや欧州での販売増等により前年同期を上回った。この結果、四輪事業の売上高は9,006億円と前年同期に比べ1,133億円(14.4%)増加した。
営業利益はアジア、日本での損益改善等により1,094億円と前年同期に比べ300億円(37.8%)増加している。
所在地別の業績については、アジア、日本、欧州、その他の各所在地で増収増益となっている。

3.連結業績予想

連結業績予想については、期初予想を据置きとしている。

【連結業績予想…通期】

 売上高 :3兆8,000億円(前期比1.1%増)
 営業利益:3,400億円(前期比9.1%減)
 経常利益:3,500億円(前期比8.6%減)
 親会社株主に帰属する当期純利益:2,050億円(前期比5.0%減)
 ※為替レート:1米ドル=105円、1ユーロ=130円、1インドルピー=1.65円、100インドネシアルピア=0.78円、1タイバーツ=3.30円

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