2012年6月11日、スズキは軽自動車「アルト」の一部仕様を変更し発売を開始した。この結果シリーズ全車がエコカー減税対象車となった。今回の仕様変更は、燃費効率が良い運転状態になると点灯するエコドライブインジケーターや、ISOFIX対応のチャイルドシート固定用アンカーを全機種に装備した。
今回の仕様変更は、燃費効率が良い運転状態になると点灯する、エコドライブインジケーターやISOFIX対応のチャイルドシート固定用アンカーを全機種に装備した。さらに、「F」グレードの4WD車のトランスミッションを、4ATからCVTへ変更することでJC08モード燃費が1.8km/L向上し21.8km/Lに。これにより「アルト」の乗用タイプ全機種がエコカー減税の対象になった。また、「アルト エコ」シリーズは車両重量を従来より10kg軽量化し、エンブレムのカラーを専用化して差別化をはかっている。
■小型乗用車「SX4,SX4セダン」もマイナーチェンジ
2012年6月11日、小型乗用車の「SX4」、「SX4セダン」も一部仕様を変更し発売を開始した。
SX4は、ヨーロピアンテイストのデザインと、ゆとりの室内高で乗り降りや運転がしやすい快適なパッケージングと、俊敏な走りを両立させた小型スポーツクロスオーバーカー。また「SX4セダン」は、高い居住性と大容量トランクルームの採用により実用性の高さを追求したコンパクトセダンだ。
今回のマイナーチェンジではSX4のフロントバンパーやアルミホイールのデザインを変更するなど、外装の質感を向上。さらにSX4、SX4セダン全機種のシート表皮を変更したほか、リヤシートの中央にヘッドレストと3点式シートベルトを新採用している。