2012年2月27日、スズキは軽乗用車「パレット」と「パレットSW」の2WD・NAエンジン(自然吸気エンジン)搭載車と、小型乗用車「ソリオ」の2WD車(アイドリングストップシステム搭載車を除く)の燃費を向上させて、同日より発売した。
まずパレット/パレットSWの2WD・NAエンジン搭載車はエンジン制御を見直して燃料カットをする時間を長くしたほか、低粘度のCVTオイルを採用してCVT内のフリクション(摩擦抵抗)を低減。燃料消費を減らしたことで、JC08モード燃費を20.2km/Lから20.8km/Lに向上させている。
またソリオの2WD車(アイドリングストップシステム搭載車を除く)の全グレードに低粘度のCVTオイルを採用して、CVT内のフリクション(摩擦抵抗)を低減し燃料消費を減らしたことで、同じくJC08モード燃費を20.0km/Lから20.6km/Lに向上させている。
なお、パレット/パレットSWのターボエンジン搭載車(2WD/4WD)、またNAエンジン搭載車の4WD車については従来同様のスペックと価格となっている。また、ソリオの2WD車のアイドリングストップシステム搭載車や、4WD車についても今回は変更はない。ちなみにソリオの2WD車のアイドリングストップシステム搭載車のJC08モード燃費は21.2km/Lとなっている。
価格(消費税込み、以下同)は以下の通り。なおパレットシリーズのパールホワイト/ミステリアスバイオレットパール/スパークブラックパール塗装車は2.1万円高、バックモニター付きCDプレーヤー装着車(Lを除く)は4.2万円高となっている。またソリオのパールホワイト塗装車は2.1万円高、 ディスチャージヘッドランプ装着車(X)は6.3万円高、ESPとSRSカーテンエアバッグ装着車(S)は8.4万円高、バックモニター付きCDプレーヤー装着車(特別仕様車の「BLACK&WHITE」は除く)は4.725万円高、2WD車に設定されているアイドリングストップシステム搭載車は9.45万円高となっている。