スズキのインドにおける子会社であるマルチ・スズキ・インディア社(以下マルチ・スズキ社)は、「スイフト・セダン(現地販売名はSWIFT DZire=スイフト・ディザイア)」をフルモデルチェンジして、2012年2月1日より販売を開始した。
スイフト・セダンは2008年3月、コストパフォーマンスに優れたセダンの購入を検討しているエントリー層や、セダンタイプへの乗換えを希望する購買層など、幅広いユーザー層への販売を目指したコンパクトセダンとして発売。インド国内でこれまでに累計30万台以上を販売してきた。
今回発売した新型のスイフト・セダンは、インドで2011年8月に発売した新型スイフト(ハッチバック車)のプラットフォームをベースに、ディーゼル(1.3L)と吸気VVTを採用したガソリン(1.2L)のエンジン搭載車を設定。ガソリン車には新たにオートマチック車もバリエーションに加えた。燃費を向上し、オーディオスイッチ付きステアリングホイール、フルオートエアコン、運転席&助手席SRSエアバッグ、4輪ABSなど装備を充実させながらも、お求めやすい価格としたとしている。
新型スイフト・セダンの生産は現在、新型スイフトやSX4セダンを生産しているマルチ・スズキ社のマネサール工場にて行われている。