2012年3月22日、スバルは4月4日から開催されるニューヨーク国際自動車ショーに、「XVクロストレック」を出展すると発表した。XVクロストレックとは、2011年9月のフランクフルトショーでワールドプレミアを行った「XV」そのものだ。しかし、アメリカ市場ではXVクロストレックという車名に決定し、今回のショーで正式に発表される。XVクロストレックは、インプレッサ5ドアをベースにしたCセグメントのクロスオーバーSUVで、使い勝手のよい5ドア・ハッチバックボディにSUVテイストのオーバーフェンダーアーチを備え、スポーティな走りも楽しめるクルマにしている。
エンジンはFB20型、トランスミッションはリニアトロニックCVT、そしてフルタイム4WDシステムを備える一方で、USハイウェイ燃費は33MPG(14.0km/L)で、小型4WDクラスでトップレベルの燃費を達成している。
最低地上高は220mmとたっぷり設定し、前後のショート・オーバーハングデザインとの組み合わせにより、クロスオーバーSUVとして高いレベルの走破性を備えているのも大きな特徴だ。
グレードはPremium とLimitedの2 グレードを設定。Limitedモデルは6.1インチタッチパネル・ディスプレイを用いた多機能ナビゲーションシステムなどインフォテインメント装備を充実させている。