2017年10月6日、スバルはアメリカ、カナダで販売している2018年型XV(現地名:クロストレック)とWRXが、IIHS(米国道路安全保険協会)が行なう最新の2017年の安全性評価で最高評価の「トップセイフティピック(TSP)+」を獲得したことを発表した。
トップセーフティピック(TSP)を受賞するためは、前面・側面・後面・スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)耐衝撃性能テストのすべてで最良の乗客保護性能を持つ「Good」を獲得することと、前面衝突予防評価において「Superior(優秀)」または「Advanced(上級)」を獲得することが要求される。
さらに最高評価となる「TSP+」を受賞するには、ヘッドライト性能評価で「Good」か「Acceptable(満足できるレベル)」のいずれかの獲得が必要になっている。
モデルチェンジした2018年型XVはすべての耐衝突・衝撃性能試験において最高評価「Good」を獲得し、アイサイトの装着により衝突予防性能試験でも12マイル/h(約20km/h)、25マイル/h(約40km/h)のいずれの速度域においても衝突を回避し、最高評価の「Superior」を獲得している。
2018年型WRXはハイビームアシスト機能付LEDヘッドライト装着車が、ヘッドライト性能試験で最高評価の「Good」を獲得し、衝突安全性能評価と合わせてTSP+を獲得した。
この結果、2018年型レガシィ、アウトバック、フォレスター、インプレッサに続いて、今回の受賞により、アイサイトを装備したスバルの全車がTSP+を獲得したことになる。