SUBARUは2020年6月29日、9月24日〜27日に開催される予定のニュルブルクリンク24時間耐久レースへの出場を取り止めると発表しました。
スバルのモータースポーツ子会社のSTIは、2008年から12年間継続してニュルブルクリンク24時間耐久レースにWRX STIで出場してきましたが、今回の決定によりついに連続出場の記録は途絶えることになります。
今回のニュルブルクリンク24時間レースは、本来は5月21日〜24日の日程で開催されることになっていましたが、新型コロナウイルスのヨーロッパにおける感染拡大のため、3月の時点で延期を決定し、9月24〜27日に開催する日程となっていました。
スバルとしては、その後の世界的な新型コロナウイルス感染拡大や、海外レースでのドライバー、パートナー企業各社、従業員を含む関係者の安全を確保するのが難しいという判断により出場中止を決定しました。
STIの平岡泰雄社長は、「2021年に向け、力強く前進いたします」とコメントしており、今後は2021年に向けて改めて準備を進めることになります。
もっとも、2020年今年のニュルブルクリンク24時間レース用のWRX STIはすでに生産を終了した車両であり、2021年は自動車メーカーチームとしてはプロトタイプであったとしても、次期型WRXでの参戦を期待したいです。でしょ?