【スバル】2014年ニュル24時間レースカー、新型WRX STIを発表

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未発表の新型WRX STIをベースに開発された2014年ニュブルクリンク24時間レース出場車

2014年1月10日、東京オートサロンで新型「WRX STI」がベールを脱いだ。ただし、市販モデルではなく、2014年のニュルブルクリンク24時間レース出場車だ。新型WRX STIをベースにレース車に仕上げたもので、今回のモデルはレースとしての開発は多くの分野をスバルが担当した本気のレース車である。

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市販仕様のWRX STIは、2014年1月13日から開催されるデトロイトショーでワールドプレミアを行なう予定だが、東京オートサロンではニュルブルクリンク24時間レース出場車が一足早く発表されたことになる。

このレース車は2013年後半からスバルにおいてレース用の開発が行われ、新しいシャシー、カーボン・コンポジット部品、空力が採用されている。またカラーリングデザインもスバルのデザイン部門が担当している。空力性能に関してはベースになっている新型WRX STIがもともとCd値が向上しているため、レース車にも大きなメリットとなり、恐らく最高速は5km/h以上向上するという見通しだ。

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シャシーは従来に比べ大幅な低重心化とサスペンション・ストロークの増大を両立させ、ロードホールディングの向上を図っている。また今回から新たにシーケンシャル・トランスミッションを採用しており、ギヤチェンジ時間を短縮することで1ラップあたり数秒を短縮することができる。

このマシンは2013年末に完成し、STI総監督の辰己英治氏自身が初期のテストを担当。1月23日に富士スピードウェイで正式なシェイクダウンテストを行なう予定だ。なおニュルブルクリンク24時間レースには、吉田寿博選手、佐々木孝太選手、ヨーロッパのドライバー2名とこれまで通りの布陣で出場する。

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