スバル レヴォーグがイギリスでツーリングカー選手権に参戦する!

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ドニントンパーク・サーキットに登場したレヴォーグBTCC

イギリスのツーリングカー選手権(BTCC)は2016年4月3日にブランズハッチ・サーキットで開幕する。それに先立ち、3月22日にドニントンパーク・サーキットで合同テストが開催され、BTCC初参戦となるスバル・レヴォーグが登場した。

BTCCに参戦するレヴォーグは、スバルUKのサポートによりイギリスのBMRチームが運営する。BMRチームは2013年からセアト・レオン、フォルクスワーゲンCCでBTCCに参戦し、2014年はフォルクスワーゲンCC、ヴォクゾール・インシニア、2015年はフォルクスワーゲンCCで出場を続けている。

そして2016年はレヴォーグで参戦する。スバルとBMRチームは今回の参戦のために十分に時間をかけて開発を行ない、今回ベールを脱ぐことになったのだ。

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ヨーロッパで販売されているレヴォーグは1.6GTのみだが、FIAが承認したBTCCのエンジン規則、「Next Generation Touring Car(NGTC)」に従い、2.0LのDITエンジンが搭載される。NGTC規則では排気量2.0L、直噴ターボで出力は300psレベルとされ、ターボやインタークーラー、ECUなどは公認共通パーツを使用するのが特徴だ。また販売可能なレース・エンジンでなければならない。現在、BMRチームから公表されているエンジン出力は355ps/400Nmとなっている。

BTCCでは駆動方式はFF、FRのみで4WDでの出場は認められないため、BTCCに参戦するレヴォーグはFR駆動を選択している。またサスペンションも規則に従い共通化ユニットである前後ダブルウイッシュボーン式となっている。トランスミッションはXトラック社製の6速シーケンシャル。

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ブレーキはAP製でフロントはデスク径362mm、4ポット・2パッドキャリパー×2個、リヤはディスク径304mmで2ポット・キャリパーを組合わせている。またタイヤはダンロップのワンメイクで、レヴォーグは18インチ×10を前後に装着する。車両重量はドライバー乗車状態で1280kg。燃料タンクは80Lのケブラー製コンテナを搭載している。

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BTCCのレースはスプリントのレースを3回行ない、第3レースは抽選でリバースグリッド・ポジションを決定するというユニークなシステムになっている。

現在のBTCCは、フォード・フォーカス、フォルクスワーゲンCC、トヨタ・アヴェンシス、ホンダ・シビックType R、BMW125i、シボレー・クルーズ、アウディA4など多彩なクルマがしのぎを削っている。2016年シーズンは32台という過去最高の参加台数が決定し、激戦が展開されると予想される。

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