【スバル】これが次期型レガシィ!? 「レガシィ コンセプト」をロサンゼルスショーに出展

Legacy Concept front on high
VIZIV CONCEPTタイプのフロントマスクを採用。前後フェンダーの膨らみも大きめ

2013年11月14日、スバルは11月20日から開催されるロサンゼルスオートショーに、次期型レガシィのショーアップ仕様「レガシィ コンセプト」を出展し、ショー初日の11月20日、プレスコンファレンスでベールを脱ぐと発表した。

「レガシィ コンセプト」は、スバルのフラッグシップモデルのレガシィの今後のデザインの方向性を提示するコンセプトカーとされるが、2014年にはモデルチェンジが予想されるため、限りなく量産仕様に近い状態と予想できる。ボディサイズはアメリカ市場を前提としたグローバルDセグメントのサイズになっている。なお実際の次期型市販モデルはタイヤ径、前後バンパーなどは変更されると考えられる。

2009年に導入した現行型レガシィは、高い基本性能、十分な室内空間による実用性も兼ね備えたグローバル・ミッドサイズセダンとなり、特にアメリカ市場で大成功している。2014年にレガシィ誕生25周年を迎え、そのタイミングで新型レガシィが登場する予定だが、「レガシィ コンセプト」はその次期レガシィ・セダンのデザインの方向性を表現したという。シンメトリカルAWDの安心・信頼の走りと乗員全員の快適な空間をダイナミックかつソリッドなスタイリングで、デザインテイストとしてはアメリカ市場でより存在感を高めるという意図が感じられる。

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デザインは、シンメトリカルAWDの安定感とパフォーマンスを表現する大径タイヤ、力強いフェンダーの膨らみ、優れた安全性とダイナミックな走りを予感させる立体的なボディ形状、伸びやかなラインを描くキャビン形状などが、たくましさと俊敏な走りを表現しているという。ボディカラーは、金属本来の強い輝きを持つ青味のある金属調シルバーの特別色「Ocean Silver Metallic」を採用し、ソリッドなスタイリングにフィットさせている。

特徴的なシルエットのヘッドランプとアクセサリーライトは「VIZIV CONCEPT」のデザインを採り入れ、先進的で精悍な表情を表現すると共に、レガシィ コンセプトの強い個性を表現。ボディ側面はキャビンのボリュームをクーペ状のルーフを持つ4ドアセダンとしてまとめている。特にフロントウィンドウ、ルーフ、リヤウィンドウは連続したガラス面で構成されるようにしている。リヤはヘッドランプと共通のモチーフを持つコンビランプを採用して印象的なアイコンとし、奥行きのあるダイナミックな立体表現としている。リヤバンパー両端に内蔵された縦長のテールパイプは、フロントバンパー内のエアインテークと共通の形状に。リヤバンパー下部には空力とデザインを両立したディフューザー、アルミシルバーのガーニッシュを装着している。

Legacy Concept rear on high
クーペ状のルーフラインの流れがわかる。リヤエンドはバンパー内蔵型の縦型のエキゾーストパイプを採用

インテリアもエクステリアに共通したダイナミックでソリッドなボリューム表現で、大人4人がくつろげるキャビンに高い機能性を誇る空間としている。センターコンソールには、スマートフォンやタブレットPCと同様の感覚でタッチ操作が可能なマルチインフォメーション・ディスプレイを備え、大型フロアコンソールにも後席用のタッチパネル式マルチインフォメーション・ディスプレイを装備。ルーフトリム先端には「EyeSight」を装備。視認性の高いフロントウィンドウにEyeSight の作動状況などを表示するヘッドアップディスプレイを装備しているのが特徴。

・「レガシィ コンセプト」主要諸元
ボディサイズ:全長4930mm×全幅1940mm×全高1500mm
ホイールベース:2880mm
タイヤサイズ:265/40ZR21
乗車定員:4名

なおスバル・グローバルサイト特設ページで11月14日23時(日本時間)から専用サイトを更新し、レガシィ コンセプトの画像をはじめ、プレスカンファレンスの情報などを配信する。

ロサンゼルスショー特設サイト
スバル公式サイト

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