スバル 2017年型インプレッサが2017年安全評価で最高評価「TSP+」を獲得

富士重工業は2017年2月22日、アイサイトを装着した2017年型インプレッサが、基準の強化された米国IIHSの2017年安全評価で最高評価TSP+を受賞したことを発表した。

IIHS(道路安全保険協会:Insurance Institute for Highway Safety)は、様々な試験の結果から自動車の安全性を評価している米国保険業界の非営利団体。そのIIHSで高い評価を得た証となる「TSP(トップセイフティピック)」を受賞するには、前・側・後面・スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)耐衝撃性能試験のすべてにおいて、最良の乗客保護性能を持ち合わせたクルマとして最高の「Good」を獲得するとともに、前面衝突予防評価において「Superior」または「Advanced」を獲得することが要求されている。

そして2017年の安全評価からは、ヘッドライト性能評価が新たに導入され、受賞要件が強化された。「TSP」の1ランク上となる「TSP+」を受賞するには、ヘッドライト性能評価における「Good」、「Acceptable」のいずれかの獲得が必要になっている。

今回、北米地区で現在販売しているスバルの2017年型インプレッサ(アイサイト装着車)は、IIHSが行なった最新の安全性評価において、最高評価の「TSP+」を獲得した。

全面改良モデルとなる2017年型インプレッサはセダン・5ドアモデルともに、要求される全ての耐衝撃性能試験において最高評価「Good」を獲得。衝突予防性能試験においては、時速12マイル・時速25マイルいずれの速度域においても衝突を未然に回避し、最高評価「Superior」を獲得した。

さらに、新規導入されたヘッドライト性能試験においては、ハイビームアシスト機能付LEDヘッドライト装着車が最高評価「Good」を、LEDヘッドライト装着車が「Acceptable」を獲得。チャイルドシート取り付け性評価においても最高評価「Good+」を獲得し、小型車として唯一、IIHSの全評価項目で最高評価を獲得した車種として認定された。

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