富士重工業、2016年9月度および4〜9月累計 生産・国内販売・輸出実績

富士重工業は2016年10月27日、2016年9月度および4〜9月累計 生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。

9月の生産台数は国内生産が6万4572台で前年同月比2.2%増。8月と同様にインプレッサ、フォレスターの好調が数字に表れ、2ヶ月連続の前年超えとなった。

海外生産も3万495台と台数を伸ばし、これは前年同月比44%増の大幅アップ。こちらも8月と同じで、旧カムリ製造ラインでスバル車を生産開始したことによるもの。4ヶ月連続の前年超えとなる。世界生産合計で見ても9万5067台は前年同月比12.7%増。2ヶ月連続の前年超えとなった。

こうした生産の好調は1〜9月の累計生産台数にも表れていて、国内生産は前年比2.3%増の53万9244台、海外生産は同25.4%増の21万2318台、世界生産は同7.9%増の75万1562台となっている。

一方で国内販売台数に目を向けると、やや対照的なデータが出ている。登録車は2.3%減の1万1145台、軽自動車が6%減の3,368台、合計すると3.2%減の1万4513台だった。これはレガシィ、フォレスターが増加だったのに対してレヴォークやステラ、プレオの現象が響いている。1〜9月の累計も8%の現象となった。

ちなみに輸出合計は北米や欧州向けのフォレスターを中心に台数が伸び、9月が4.8%増、1〜9月累計でも3.2%の増加となっている。

同時に発表された2016年4〜9月の累計データでは、国内生産、海外生産、世界生産合計いずれも増加。国内販売も軽自動車が7.3%の減となってはいるものの、登録車が5.1%増となったために全体では1.9%の増加となった。

輸出合計は28万7711台で、5期連続の前年超え。好調な販売に支えられ北米、欧州、豪州、中国など、ほぼ全ての市場向けで前年超えだったのがその理由となっている。

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編:9月には新型インプレッサが国内デビューを果たし、月販目標の6000台の約4倍となる2万台以上を予約受注している。また、年末には1.6Lモデルも追加されるので、さらに国内販売には勢いがつくだろう。

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