富士重工業は、AWD車の累計生産台数が1500万台を達成したことを発表した。同社が初めてAWDシステムを搭載してから44年目の快挙となる。
同社初のAWDモデルは、1971年10月にデビューした初代レオーネに、72年9月に追加されたエステートバンが初めて。以来、水平対向エンジンと4WDレイアウトの技術を磨き続け、それはレオーネからアルシオーネ、レガシィへと引き継がれるとともに同社のコア技術として発展してきた。
縦置きに配置した水平対向エンジンと左右対称のパワートレーンによる重量バランスの良さ、それがもたらす安定した高速走行と俊敏なコーナリング。スバル独自のシンメトリカルAWDは、同社が掲げる「より安全に、より愉しく」のコンセプトを支えている。