富士重工業は、2015年度予防安全性能アセスメントでアイサイトを搭載する「インプレッサ」と「スバルXV」が、最高ランクを獲得したことを発表した。
予防安全性能アセスメントは、国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が実施するもの。2015年度予防安全性能アセスメントは、2014年度の評価対象となっている衝突被害軽減制動制御装置(対車両)と車線逸脱警報装置に加えて、後方視界情報提供装置の試験が追加されている。
この試験で、インプレッサとスバルXVは満点となる46点、インプレッサスポーツ・ハイブリッドとスバルXVハイブリッドは45.3点のスコアを獲得。ともに最高ランクとなるJNCAP「先進安全車プラス(ASV+)」の評価を得た。
スバル車は、これまでに実施された予防安全性能アセスメントで、アイサイトを搭載するすべての車種が「ASV+」を獲得。アイサイトを核とした予防安全性能の高さを実証している。また、「アイサイト ver.3」の展開を拡大するとともに、後側方警戒支援機能をはじめとする「アドバンスドセイフティパッケージ」を各モデルに順次採用するなど、積極的に安全装備の拡充を図っている。