スバルは2015年11月19日、アメリカ・カリフォルニアで開幕した「ロサンゼルス・オートショー2015」で、「インプレッサセダン・コンセプト」をワールドプレミアした。
次期インプレッサは、スバル次世代モデルの第1弾に位置付けられる重要な役割を担う。今回、世界初初披露されたインプレッサセダン・コンセプトはデザインスタディで、今後のスバルデザイン全体の方向性も示している。
全体的なエクステリアデザインは、ダイナミックかつソリッドな面構成で、立体的かつ塊感のあるボディを構築。加えて、ハッキリとしたキャラクターラインを配することで、躍動感を表現している。また、優れた空力性能も確保し、デザインと機能性の融合を実現しているという。
ディテールを見ていくと、まずフロント部はワイド&ロースタンスにより、スバルならではのスポーティな印象を与えるとともに、ヘキサゴングリルからホークアイヘッドランプまで一体感のあるデザインで構築している。
ボディサイドは、フロントフェンダーからドアパネル、リヤショルダーまでを抑揚豊かなキャラクターラインでつなげるとともに、リヤに向かって跳ね上がるドアパネル下部のキャラクターラインによって躍動感を与える。また、ボリューム感のあるフェンダーフレアは、スバルAWDがもたらす安定感と信頼感を表現している。
リヤまわりは、ヘッドランプと共通のモチーフを持つワイドなりやコンビネーションランプで、フロント同様、ワイド&ローのスタンスを強調。さらに、絞り込んだキャビンからトランクリッドにいたる流麗なシルエットが、セダンスタイルにスポーティな印象を加えている。
ボディサイズは、全長4555×全幅1880×全高1453mm、ホイールベース2670mmで、現行インプレッサG4よりも全長が短く、全高が低く、よりワイドになっていることが分かる。
また、今回イメージカラーに採用している「ルビーレッドメタリック」は、スポーティでエネルギッシュなイメージを追求しているという。