富士重工業は、東京モーターショー2015で「インプレッサ 5ドア コンセプト」をワールドプレミアした。
インプレッサ 5ドア コンセプトは、スバルの次世代モデルの第1弾として位置付けられる、次期インプレッサのデザインスタディで、今後のスバルデザイン全体の方向性を示す重要なコンセプトカーだ。
フロント、サイド、リヤの各デザインをダイナミックかつソリッドな面構成で繋げ、スバルデザインの特徴のひとつとなる立体的で塊感のあるボディを構築。5ドアスタイルの凝縮感あるボディ形状の要所に、躍動感あふれるキャラクターラインを配した。
フロント部はワイド&ローを強調。スバルを象徴するヘキサゴングリルからシャープなホークアイヘッドライトまでを一体感のあるデザインで構成している。
サイドは、フロントフェンダーからドアパネル、リヤショルダーまでをつなぐキャラクターラインにより、ソリッドなボディ表面に躍動感を持たせている。また、張り出したフェンダーフレアが、スバルAWDの安心感を表現する。
リヤは、ヘッドライトと共通性のあるリヤコンビランプが特徴的。また、ワイド&ローのスタイルを表現するとともに、キャビンを絞り込むことで、軽快でスポーティな5ドアスタイルを作り上げている。
ボディサイズは、全長4400×全幅1880×全高1440mm、ホイールベース2670mm。現行インプレッサと大きく異なるのは1800mmを越える全幅だが、これはコンセプトカーらしくスタイリングを強調するための数値だろう。なお、次期インプレッサは2016年内の発売を目指しているという。