スバル 新型「フォレスター」さらに熟成された6代目がLAオートショーで世界初公開!

スバルは2023年11月17日、アメリカ・ロサンゼルスで開催中の2023年ロサンゼルスオートショーで、6代目となるニューモデル「フォレスター」(米国仕様・2025年型モデル)を世界初公開した。

6代目フォレスターはスバルグローバルプラットフォーム(SGP)、FB25型2.5L・水平対向エンジン、リニアトロニックCVTを継承し、デザイン的にもキープ・コンセプトとしているが、最新アイサイトの採用、利便性の向上、より高次元のドライビングプレジャーなどにより熟成を図っている。

エクステリアは、より存在感を強めたデザインとし、フルインナーフレーム構造により更に向上したボディ剛性を実現。フロントは高い位置でヘッドランプまで連結した新デザインのグリルを採用。リヤは、荷室空間の広さを感じさせる傾斜を抑えたリヤゲートとし、左右のコンビネーションランプを高い位置でつなぐことで、ワイド感を強調している。

ボディサイズはホイールベース2670mm、全長4656mm、全幅1829mm、全高1730mmで、ホイールベースは従来と同じだが、ボディはわずかに拡大されている。また最低地上高は220mmでとし、優れた悪路走破性を実現している。ホイールは17インチ/19インチサイズを設定している。

インンテリアは、上級グレードは従来からの11.6インチ縦型センターディスプレイを採用。スマートフォンと連携するのはもちろん、車載通信モジュールを搭載し、スバル・スターリンク(アメリカ仕様)によるコネクテッド・サービスも利用可能になっている。

また、ステレオカメラ+広角単眼カメラを組み合わせるた新世代アイサイトを標準装備し、歩行者や自転車の検知性能を高め、安全性能も向上させている。

搭載するエンジンはFB25型の2.5L・水平対向4気筒エンジンで、182ps/240Nmを発生。リニアトロニックCVTと組み合わせている。

AWDシステムは従来どおりアクティブトルクスプリットAWDであるが、制御をより高精度化し、駆動力を前後の軸重の変化に合わせて常に最適配分できるようにすることで、操舵初期の高い応答性とライントレース性を実現している。また悪路走行用のXモードも採用している。

新型フォレスターのボディは、スバルグローバルプラットフォームをさらに進化させ、フルインナーフレーム構造はもちろん、構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性の向上などにより、従来型よりさらに高いレベルの動的質感を実現。

シート構造も改良し、仙骨を押さえることで車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぎ、ステアリング操作に伴うロールや、路面のうねりで身体が大きく揺さぶられたときでも、快適な乗り心地と疲労の軽減を両立させている。

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