スバルは2022年2月8日、「GAZOOレーシング 86/BRZカップ」や、ジムカーナ、ラリーなどに参戦するためのベース車「BRZカップカーベーシック」を発表した。なおこの車両はロールケージなどが装備されているため、持ち込み登録となる。
「BRZカップカーベーシック」は、2022年から開催される予定のワンメイクレース「GAZOOレーシング GR86/BRZカップ」参戦用車両を主目的として開発されている。なおこの車両は、スバルが企画・販売し、専用装備の架装はSTIが担当する。
レースでの仕様を想定し、サイドバー付き6点式ロールケージ、6点式シートベルトの取り付け用アイボルト(運転席)、高回転を連続使用することを前提に、空冷式のオイルクーラーを標準装備している。さらにリヤデフの冷却性を高めるために空冷フィン付きデフ・キャリアを装備。
またシートサイド&カーテンシールド エアバック取り外し用のキャンセラーを装着している。ホイールもレース用に交換することを前提に16インチのスチール ホイールを標準装備としている。
参加台数が多く、盛り上がっている86/BRZレースだが、実際は86がほとんどでBRZでの参戦台数は極めて少ないのが実情だが、2022年シーズンはBRZの参戦台数が増加するかどうか注目される。