スバル 北米市場専用新型3列SUVの名称を「ASCENT(アセント)」に決定

スバルは、2017年ニューヨーク国際自動車ショーにおいて、開発中の新型3列ミッドサイズSUVの名称を「ASCENT(アセント)」として発表。同車をイメージしたデザインコンセプトカー「SUBARU ASCENT SUV CONCEPT」を公開した。

7人乗りのビッグサイズSUVといえば、2016年のLAオートショーに出展され、スバル流のSUVの未来像を提案した「VIZIV-7 SUV CONSEPT」というコンセプトカーが記憶に新しいところ。ASCENTはそのVIZIV-7の持つエッセンスを、より生産車を意識した完成度で具体化した形となっている。

まず外観に目を向けると、スバル共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC x SOLID”をベースとしながらも、3列SUVに求められるゆとりあるサイズ感が表現されている。

ボディサイズは全長が5050mm、全幅が1990mm、全高が1849mmとVIZIV-7よりやや小さくなっているものの、フェンダー部にボリュームを持たせた力感に溢れる面構成はしっかりと継承。ボディサイドの躍動感ある造形については、むしろ進化しているようにも見える。

ブラウンと白でまとめられた内装も入念に作り込まれていて、LCDパネルやLED照明を多用したモダンな装備を、SUVらしい動的なイメージに仕上げている。もちろんこれはあくまでもショーモデルだが、スバル車の今後の造形の流れを、強く予感させる形といっていいだろう。

北米市場専用車種として米国生産拠点であるSUBARU OF INDIANA AUTOMOTIVE INC.で生産される量産型ASCENTは、SUBARU GLOBAL PLATFORMや新開発の水平対向直噴ターボエンジン等を採用。2018年に市場へ導入される予定だ。

また公式ホームページでは、SUBARU ASCENT SUV CONCEPTの画像をはじめ、プレスカンファレンスの映像等が配信される。

【SUBARU ASCENT SUV CONCEPTの主な仕様】
ボディサイズ(全長 x 全幅 x 全高):5,050 x 1,990 x 1,840 mm
ホイールベース:2,970 mm
タイヤサイズ:275/50 R21
乗車定員:7名

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