2017年12月8日、スバルは北米地区で販売している2018年型インプレッサ、XV(現地名:クロストレック)、レガシィ、アウトバック、フォレスター、WRX(いずれもアイサイト装着車)が、NCAPよりも厳しい評価で知られるIIHS(道路安全保険協会)2018年の安全性評価で「トップセイフティピック(TSP)」を獲得したと発表した。
今回評価された6車種は、要求される全ての耐衝撃性能試験において最高評価「Good」を、前面衝突予防性能試験においても最高評価「Superior」を獲得。さらに、2017年評価から導入されたヘッドライト性能試験においてもインプレッサ、レガシィ、アウトバック、WRXが「Good」を、XVとフォレスターが「Acceptable」を獲得した。
アメリカのIIHS(道路安全保険協会)は、米国保険業界が設立した非営利団体で、独自予算で自動車アセスメントを行なっている。毎年「TOP SAFETY PICK award」が発表され、総合評価が高いものには「トップ セーフティー ピック」、最高のものには「トップ セーフティー ピック+」の称号を与えている。
トップセーフティピック(TSP)を受賞するには前・側・後面・スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)耐衝撃性能試験すべてで最良の乗客保護性能を持ち合わせたクルマとして最高の「Good」を獲得することと、前面衝突予防評価において「Superior」または「Advanced」を獲得することが要求される。