2017年7月28日、スバルは2017年6月度と、1〜6月の累計生産、国内販売、輸出実績を発表した。
6月の国内生産は、国内向けインプレッサ/XV、北米向けのフォレスターが好調で、北米向けインプレッサ生産を米国に移管したことによる生産減少をカバーした。海外生産は2016年11月にインディアナ工場で生産を開始したインプレッサが寄与し、大幅増加となっている。
6月の国内販売は、新型インプレッサ(2016年10月発売)、新型XV(2017年5月発売)の好調が寄与し、1995年6月以来、22年振りに6月単月としての過去最高記録を更新している。軽自動車は2016年12月に発売したシフォンが寄与し、前年超えとなっている。
6月の輸出は、フォレスターが北米向けを中心に好調を維持しているが、レヴォーグ/WRXのモデル切り替え、北米向けインプレッサの生産を米国に移管したこと等により、輸出台数としては前年割れとなった。
1月〜6月期の国内生産は、北米向けインプレッサ生産を米国工場に移管したことにより減少したが、海外生産は旧カムリ製造ラインでのスバル車生産開始に加え、インプレッサの生産開始が寄与し、大幅増加となっている。
また国内販売は1997年以来、20年振りに1〜6月としての過去最高記録を更新した。軽自動車も5期振りの前年超えになった。
1月〜6月期の輸出は、北米向けインプレッサの生産を米国に移管したことにより、前年割れとなっている。