富士重工業は2016年9月28日、2016年8月度の生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
国内生産はインプレッサ、フォレスターを中心に増加し4万9457台。これは前年同月比6.9%増で、2ヶ月振りに前年越えの台数となった。
また海外生産はさらに好調。旧カムリ製造ラインでスバル車を生産開始したことから、前年同月比62.8%という大幅増となる3万5922台を生産。こちらは3ヶ月連続前年超えであるのと同時に、すべての月を通じて過去最高の台数を記録することとなった。
世界生産合計で見ても8万5379台という数字は前年同月の25%増。国内生産とともに8月単月として過去最高となった。
国内販売については、こちらもインプレッサとフォレスターの好調から登録車が8367台で前年同月比で3.6%増。軽自動車はステラ、サンバーの増加により前年同月比13.5%増の2604台となっている。
一方で輸出は、北米および欧州向けの船のスケジュールの関係から24.4%減。2ヶ月振りの前年割れとなった。