スバルは2022年11月9日、アメリカで最も厳しい安全性評価IIHS(アメリカ道路安全保険協会:Insurance Institute for Highway Safety)で2023年モデルのアウトバックとレガシィ、2022年モデルのWRXが最高評価となる「トップセイフティピックプラス(TSP+)」を獲得したと発表した。今回の3車種のアメリカ仕様車の受賞により、2022年IIHS安全性評価においてTSP/TSP+を獲得したスバル車は計9車種となっている。
また、レガシィは17年連続でトップセイフティピックを獲得しており、アウトバックは14年連続でトップセイフティピックを獲得。3車種のアイサイト装着車両すべてが前面衝突予防評価試験において最高評価の「Superior」を獲得するという結果となっている。
IIHSの2022年安全性評価においてTSPもしくはTSP+を獲得するには、6種類ある耐衝撃性能試験のすべてにおいて「Good」、かつヘッドライト性能試験において「Good」もしくは「Acceptable」を獲得し、さらに対車両および対歩行者の両方で「Superior」もしくは「Advanced」の評価を獲得した前面衝突予防システムが選択可能であることが求められる。さらに、「Good」もしくは「Acceptable」評価を獲得したヘッドライトを標準装備したモデルには、最高評価であるTSP+が与えられる。
なお、TSPの要件をさらに強化したTSP+が2013年に導入されて以降、スバル獲得したTSP+の累計は66となり、米国内ブランド別の累計獲得数として最多となっている。