スバル車の自動車運搬船への船積みを見学 目指すは北米・東海岸のボストン スバルテックツアーvol.9

雑誌に載らない話vol258
SUBARUテックツアーvol.9

日本郵船の「ヘラクレスリーダー」
日本郵船の「ヘラクレスリーダー」

2018年9月にスバルの川崎市・東扇島物流センターと隣接する埠頭での北米向け輸出用の自動車運搬船への車両積み込みを見学するチャンスがあった。スバル車は、この川崎港以外に千葉、横浜、横須賀、茨木の常陸那珂港の合計5ヶ所の港で船積みが行なわれている。今回見学した日本郵船の「ヘラクレスリーダー」は、この川崎港でスバル車を積み込んだ後、の常陸那珂港でも車両を積み込んでから、太平洋を横断し、パナマ運河経由でアメリカ東海岸のボストン港を目指す。
ヘラクレスリーダー 概要

自動車運搬船とクルマの積み込み

スバルは2016年度で東扇島から27万台を船積みし、近年は輸出台数の増大に比例し、船積み台数は右肩上がりに増えてきている。もちろん現在では、アメリカ市場で需要が大きいフォレスターとXVがメインとなっている。

スバル東扇島物流センター(奥側)と埠頭(手前)に整列するスバル車
スバル東扇島物流センター(奥側)と埠頭(手前)に整列するスバル車

今回、川崎・東扇島埠頭に接岸したのは日本郵船の自動車運搬船「ヘラクレスリーダー」(6万3000トン)だ。船体は全長199.94m、全幅32.26m、全高44.98mで、自動車運搬船として標準的なサイズだという。

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