【ジュネーブモーターショー2014・スバル】「VIZIV 2 CONCEPT 」をとWRXニュルマシン初公開

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東京モーターショーに出展されたヴィジヴ・エボリューションを更に発展させた「ヴィジヴ2 コンセプト」

2014年2月21日、スバルは3月4日から開幕するジュネーブモーターショーに、世界初公開となる「VIZIV 2 CONCEPT (ヴィジヴ 2 コンセプト)」を出展する発表した。またヨーロッパ初公開となる新型WRX STIと、同車両をベースとした新型WRX STI ニュルブルクリンク24時間レース参戦予定車を出展する。  2014ジュネーブショー

なお、WRX STI ニュルブルクリンク 24時間レース参戦予定車はシェイクダウンテストの後、アメリカに送られた。2月11日~14日にカリフォルニア州サンフランシスコ近郊のマツダレースウェイ・ラグナセカにおいてスバルオブアメリカ(SOA)による新型WRX STIのメディア試乗会が行なわれ、ここでニュルブルクリンク24時間レース参戦予定車のデモンストレーションランも披露された。

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ラグナセカ・サーキットでアメリカの報道陣の前でニュルブルクリンク24時間出場車がデモラン

このデモランの後、WRX STI ニュルブルクリンク24時間レース参戦予定車はアメリカからジュネーブに送られる。

「VIZIV 2 CONCEPT」は、昨年のジュネーブショーで発表した「VIZIV CONCEPT」、東京モーターショーで発表した自動運転技術を採用した「VIZIV EVOLUTION CONCEPT」に続く、スバルブランドの提供する価値である「安心と愉しさ」の方向性を示した次世代クロスオーバーコンセプトで、さらに新しい技術を盛り込んでいる模様。モデル名に「VIZIV」(「Vision for Innovation」を語源とする造語、「革新のための未来像」の意)を継続採用することで、一貫して「安心と愉しさ」を提供する大切な価値として追求する姿勢を表現しているという。

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5ドアボディとなったVIZIV 2。エンジンは1.6L DIT、トランスミッションは高容量CVT。トランスミッション内に格納されたフロント駆動モーター、リヤは左右独立式の2モーターを搭載した3モーター式プラグインハイブリッド4WDだ。さらにアイサイトと360度センサーを組み合わせた「自動運転」を採用している

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VIZIV 2コンセプトの主要諸元は以下の通り。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4435×1920×1530 mm
ホイールベース:2730 mm
エンジン:1.6L 水平対向直噴ターボDITエンジン
トランスミッション:高トルク対応リニアトロニック
モーター:埋め込み式永久磁石 フロント×1 リヤ×2
バッテリー:リチウムイオンバッテリー
AWDシステム:リヤ独立モーター駆動タイプ・シンメトリカルAWDシステム
タイヤサイズ:245/45 ZR20
乗車定員:4名

新型WRX STIはWRXシリーズのトップグレードモデルとして1月初旬のデトロイトショーでワールドプレミアを行なったが、ヨーロッパではジュネーブショーが初披露の場となる。

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ヨーロッパで初披露となる新型「WRX STI」

ジュネーブショーでのスバルのプレスカンファレンスは、3月4日(に行われる。また2月21日からジュネーブショー専用サイトを開設し、「VIZIV 2 CONCEPT」の画像をはじめ、今後プレスカンファレンスの情報等を配信する予定。

 

スバル ジュネーブショー専用サイト
スバル公式サイト

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