2013年3月5日、ジュネーブショーでスバルのコンセプトカー「VIZIV CONCEPT（ビジヴ･コンセプト」がベールを脱いだ。近未来のレガシィと予想される「VIZIV CONCEPT」はスバルのこれからのデザインスタディを表し、パワートレーンには3モーターディーゼル･ハイブリッドを搭載している。なお「VIZIV CONCEPT」の「VIZIV」は技術革新のビジョンという意味だという。
まずデザインは、ソリッド感のあるエクステリアと密度感のあるインテリアとし、ヘキサゴン･フロントグリル、「ホークアイ」と呼ばれるヘッドライトのイメージはこれまで通り継承している。
搭載されるエンジンは水平対向ディーゼルで、フロントに1モーター、リヤに左右独立の2モーターを採用したシンメトリカルAWDだ。そしてトランスミッションはリニアトロニックCVTを組み合わせたプラグイン･ハイブリッド･システムとしている。
発進、低速での走りはモーターが駆動を受け持ち、高速ではディーゼルエンジンが作動する。もちろん進化型「アイサイト｣も装備している。また「VIZIV CONCEPT」は燃費の向上だけではなく、スバルならではのファントゥドライブも追求しているという。
