
2013年2月7日、スバルは3月5日から開催される第83回ジュネーブ国際モーターショーに世界初公開となる「SUBARU VIZIV CONCEPT (スバル ヴィジヴ コンセプト)」を出展すると発表した。また、世界初公開となるスバル・ボクサーディーゼルとリニアトロニック(CVT)を組み合わせたパワーユニットを搭載するスバル・アウトバック、さらにヨーロッパで初公開となる新型フォレスターを出展する。
「SUBARU VIZIV CONCEPT」は、スバルブランドの近未来デザインと新技術の方向性を示すコンセプトカーで、「安心と愉しさ」という価値を表現した次世代クロスオーバーコンセプトとされる。このコンセプトカーは次期型のアウトバックではないかと推測できる。モデル名の「VIZIV」は「Vision for Innovation」を語源にした造語だ。駆動システムはスバル・ハイブリッド・システムを採用している。

スバルならではのボクサーディーゼル(水平対向ディーゼルエンジン)には、ついにリニアトロニック(CVT)を初めて組み合わせ、アウトバックに搭載して出展される。つまりリニアトロニックは400Nm級エンジンに対応ができることを証明したわけだ。
ターボディーゼルとリニアトロニックの組み合わせにより、快適性に加えアダプティブ制御によりマニュアルシフト感覚の走りの愉しさを実現しているという。
なおスバル・グローバルサイトでは、2月7日1から専用サイトを開設し、「SUBARU VIZIV CONCEPT」の画像をはじめ、今後、プレスカンファレンスの情報などを配信する予定だ。