2012年11月13日、スバルはレガシィ・ツーリングワゴン/B4 に特別仕様車「Premium Leather Selection」を設定し、同日から発売した。「Premium Leather Selection」は、レガシィのスポーティグレード、「2.5i EyeSight S Package」、「2.0GT DIT EyeSight」をベースに専用の内外装の特別装備を付加することで、ドライビングプレジャーと、所有することの喜びが感じられるような上質感を演出した特別仕様車だ。また同日、STIも特別仕様の装備を施した「2.5i EyeSight tS」を300台限定で発売した。
今回発売した特別仕様の企画は、2011年11月に開催された東京モーターショーに参考出品された「レガシィ B4 2.5GT EyeSight S Package Premium Leather Selection」を忠実に再現したモデルだ。
エクステリアには、ハイラスター塗装を施した18 インチアルミホイールやサテンメッキドアミラー、クロムメッキドアハンドルなどを特別装備し、インテリアには、ダークブルーのステッチとパイピングを施したブライトパール・レザーシート、シルバーカーボン調のスクエアバイアス加飾パネルを装備するなど、内外装の質感を細部にわたり高めた特別仕様となっている。
【主な特別装備】
＜エクステリア＞
18 インチ・アルミホイール （ハイラスター塗装）
サテンメッキ・ドアミラー
シルバー&クロムメッキドアハンドル
＜インテリア＞
専用ブライトパールレザーシート [ブルーステッチ・パイピング]
専用シルバーカーボン調加飾パネル （スクエアバイアス）
USB 電源 [フロント×2、リヤ×2]
レガシィ2.5i EyeSight tS
スバルテクニカインターナショナル（STI）は、自然吸気エンジン搭載のレガシィ 2.5i EyeSight S Packageをベースに、リヤスポイラー、ツインテール・デュアルスポーツマフラー、ブラックに統一した内装などのSTI独自の装備とスポーティなチューニングを施した「レガシィ2.5i EyeSight tS」を限定で設定し、発売を開始した。なお販売は2013年3月12日受注分までの限定300台だ。
「tS」の名称からわかるように、このモデルはSTIのコンプリート･チューニングカーだが、「tS」シリーズとして初となる自然吸気の2.5Lの新世代ボクサーエンジン＋リニアトロニック（CVT）とアイドリングストップを搭載した「2.5i EyeSight S Package」をベースとしたモデルで、好評の「EyeSight（ver.2）」を搭載する。
クルマ造りにあたってSTIのコンセプトである「Sport, Always!」のスローガンのもと、ベース車の特長を活かしつつ、ドライバーはもとより乗る人すべてが気持いいと感じることを目指したという。
したがってスポーティな走りを実現しながら、これまでtSシリーズで重視してきた快適性にEyeSightならではの安心感もプラス、より幅広いオーナー層にSTIらしい「強靭でしなやかな」走りを楽しんでもらおうというスペシャルモデルだ。
FB25型2.5L水平対向式自然吸気エンジンの特性にあわせて各部をチューニングし、18インチタイヤとアルミホイール、STIチューニングのビルシュタインダンパー/コイルスプリング、フレキシブルタワーバーフロント、フレキシブルドロー・スティフナーフロント、フレキシブルサポートリヤなどの装備を組み合わせ、さらに装備表に表現できない細かなチューニングを施している。このモデルはSTIの辰己英治氏が担当した最後のコンプリートカーとなる。
エクステリアはオリジナルの2.5iとは異なるツインテールのデュアルスポーツマフラーを装着し、スポーツモデルであることを主張。一方でフロントアンダースポイラー以外の外観変更は小型のリヤスポイラーのみとし、アグレッシブさを極力抑えているのが特徴。インテリアは、ブラック内装トリムやトリムパネル、本革/アルカンターラコンビネーションシート、前後およびサイド「tS」オーナメント、「STI」リヤオーナメント、STIロゴ入りステアリングホイールとリニアトロニックセレクトレバー、260km/h表示のルミネセントメーターなどの専用装備により、STIオリジナリティを強調したインテリアとなっている。
ボディ外装色は、3色の標準色に加え、tS専用色としてWRブルーマイカを設定。また、外装差別化アイテムとしてピンストライプやサイドアンダースポイラーをディーラーオプションにて用意されている。
