【スバル】新型XVがアメリカのIIHSの衝突試験で最高評価。スバル全車が3年連続最高評価を受ける唯一のメーカーに

2012年10月9日、スバルは今秋から発売を開始した新型コンパクト・クロスオーバーSUV、「XVクロストレック(日本名:インプレッサ XV)が、アメリカのIIHS(ハイウェイ安全保険協会)が行う最新の2013年モデルの安全性評価で最高評価の「トップセーフティピック」を獲得したと発表した。

IIHSによるスバルXVの衝突試験結果。すべて最高評価の「G」となっている

またこの結果を受け、スバルが北米で現在販売している全モデルが3年連続でモデルラインアップ全車(レガシィ、アウトバック、フォレスター、トライベッカ、インプレッサ、BRZ)が「トップセーフティピック」を獲得した唯一のメーカーとなったとIIHSから評価された。

IIHSによる試験結果でスバル全車が3年連続で最高評価を受ける唯一の自動車メーカーに

IIHSはアメリカの保険業界が設立した非営利団体で、自動車の安全評価として自動車の交通事故における、人、自動車、道路の3要素すべてを考慮した事故防止策、および事故発生前、事故発生時、事故発生後のそれぞれの損傷の軽減に焦点を置いた調査研究を行っている。また安全性評価のために、独自の巨大な衝突実験設備やテストコースを所有し、衝突試験などを行っている。

アメリカにおいては、アメリカ運輸省・道路交通安全局(NHTSA)が実施するNCAP(新型車安全性評価)の結果と、IIHSの自動車安全性評価、非営利団体のコンスーマーズ・ユニオンが発行する「コンシューマー・レポート」によるクルマの評価がユーザーに大きな影響を与える。

IIHSはアメリカで発売されている自動車を独自にテストを行い、「Good(良)」、「Acceptable(満足できる)」、「Marginal(許容限界)」、「Poor(不十分)」という4 段階評価で消費者へ提供しており、「Good」がIIHS基準の最高評価となる。「トップセーフティピック(最高安全選出車)」を受賞するには、フロント衝突、サイド衝突、リヤ衝突、ロールオーバー(車両転覆)時の安全評価テストのすべてにおいて最良の乗客保護性能の基準で最高の「Good」を獲得することと、横滑り防止装置(ESP)が装備されていることが条件となっている。

スバル公式サイト

アメリカ・ハイウェイ安全保険協会公式サイト

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