20010年?2012年のニュルブルクリンク24時間レースで、スバルWRX-STIのステアリングを握り、2011〜2012年のSP3Tクラス2連覇に貢献したドイツ人のレーシングドライバー、マルセル・エンゲルス選手が、6月17日の日曜日、母国ドイツの一般道路、アンラター通りでオートバイを運転中の事故で他界した。30歳の若さだった。
マルセル・エンゲルス選手はカートレースでモータースポーツ活動を開始し、その後はドイツ国内のフォーミュラBMW、フォーミュラルノーなどを経てニュルブルクリンク耐久レース・シリーズに参戦。VLNレースではポルシェカップカークラスでチャンピオンも獲得している。
スバルSTIチームには2010年から加わっていた。辰己英治監督は、「こんな明るい性格のドイツ人は見たことない」というほど朗らかにチームに溶け込んでいた。
冥福を祈りたい。