2011年11月1日、スバルは11月16日からロサンゼルスで開催されるLAオートショーに、世界初公開となる「BRZコンセプト STI」を出展すると発表した。
トヨタと共同開発したFRスポーツクーペ、トヨタFT-86、スバルBRZは、11月30日に開幕する東京モーターショーでワールドプレミアとなり、ついにベールを脱ぐが、なんとそれより一足先に、スバルが独自に設定するSTIモデルを出展するというから、これは驚きのニュースだ。
画像はバックショットの1枚のみで、スペックも一切発表されていないが、画像を見る限り前後のフェンダーが大きく張り出し、ワイドなタイヤを装着していることがわかり、ブレーキディスク径も拡大されている。タイヤはダンロップのディレツッア、リヤは18インチサイズであるが、FRのため当然フロントとはタイヤ外径・幅が異なるサイズだろう。
ルーフは黒く見えるのでカーボン製か。
そして、STIという名称がつけられていること、ワイドボディになっていることから考えてターボエンジン搭載モデルであることは明らかだ。
今回はコンセプトモデルとされているが、もちろんBRZのラインアップに追加されると見るのが自然だ。ベースモデルとなるFT-86、BRZはスペシャルティカー的な要素の強いと考えられるので、よりピュアなスポーツモデルの存在が確認されたことは大きなトピックといえる。